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続)石屋の石焼き芋(検証結果)


こんにちは

先日、石焼き芋実験の第2弾を行いました!

お芋の種類は「安納芋」

「蜜芋」とも呼ばれるそうで、甘みが強いのが特徴。

(収穫後の熟成度合いによって蜜が増し、甘さも増していくそうです)

里帰り中の社長の娘さん、Hちゃんも芋を持ち込み参戦^^

観察仲間が増えたー。

今回使用する石は、溶岩石と那智石の2種類。

芋の下ごしらえも、新聞紙+アルミホイルと皮のままの2種類。

かなりざっくりとした計画書

(上の四角が那石、下のボウルみたいのが溶岩石)

*****

前回は新聞紙+アルミホイルのみでした。 蒸らし焼きの効果も手伝って甘さが増したような気がしたこと。

なので今回は「皮のまま」も加えて焼き加減を比べてみます。

*****

わかりやすくするため、呼び方にあだ名をつけました。

溶岩アルミ、溶岩そのまま、那智アルミ、那智そのまま

・・の4パターンです。

いざ!

工場の片隅にあった溶岩石。(さすが石屋。いろいろあるよー)

さらに板状の溶岩石でフタしてます。

焼き上がりましたーーー。

石が熱くなるまでに1時間、お芋が焼けるまで2時間ほど。 前回同様に、3時間強かかりました。

左上、溶岩アルミ  右上、溶岩そのまま

真ん中、那智アルミ

左下・右下、那智そのまま

断面

手前左、溶岩そのまま  手前右、溶岩アルミ

真ん中、那智アルミ

左上・右上、那智そのまま

うっかり撮る角度変えてしまってみにくい^^;

ベスト オブ 断面 は、那智アルミ。

味の満足度を並べると 那智アルミ→溶岩アルミ→那智そのまま→溶岩そのまま でした。

溶岩石は火山が噴火したあとに出来上がる岩なので、耐火性は高い。 けど穴がボコボコと開いていて、蓄熱性は低い。 途中、触れないほどチンチンに熱くもならない。

その証拠に、 溶岩そのままは、細身の芋にしたにもかかわらず、まだ硬く、ポソポソしてました。

時間をかければ焼けるだろうけれど、 石焼き芋にはそんなに向いていないと思いました。

ちなみに家に持ち帰って、

あたため直したお芋にバニラアイス(アイス手作り~!)を乗せたら

すこぶるおいしかったですv^^v

*****

後日談

このあとにも、今日までに2回(合計4回)試

わかってきたこと。

*石は那智石でいいと思う。

天板の上に直接置いても、熱で割れることなく安心して使える。

*濡れ新聞紙は1重~2重までにして、厚くしすぎない方がいい。

*同じ銘柄のお芋でも、水分量、甘さがかなり差がある。

見た目でかぼちゃのように黄色く、ねっとりしっとり焼き上がっていても

甘みがそれほどでもないものもある。

*甘みが特徴の安納芋だけど、他の銘柄でも甘みが高くおいしくできる。

*新聞紙+ホイルの方が焼き上がりのグレード基本的にあがるけれど

おいしさは「個体差」

「味の満足度は焼いてみないとわからない」(ええっなんと!)

そんな身もふたもないようなことがみえてきて

考えをまとめているうちに、ブログ更新に時間がかかってしまったのでした^^;

*****

焼くことに関しては妙に手際よくなりました(笑)!!!

焼き芋、石焼きピザについて語る伊藤石材店の人びと。

仕事中に真剣に石焼き芋を考えるって

石焼き芋屋さんか八百屋さん以外で、そうそうないかもなー

となんともおもしろく不思議な気持ちになりました。

さて、、、今後、石屋の石焼き芋計画はいかに、、、!?


自遊石PLUS

長野県松本市にある(有)伊藤石材店の

ギャラリー兼事務所

こちらはスタッフブログです。

かたい石から柔らかい石まで

あれこれと気まぐれに話をしています。

社長・伊藤博敏のブログ「自遊石雑記」はこちら↓

http://scrap.jiyuseki.com/

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