続)石屋の石焼き芋(検証結果)
こんにちは
先日、石焼き芋実験の第2弾を行いました!
お芋の種類は「安納芋」
「蜜芋」とも呼ばれるそうで、甘みが強いのが特徴。
(収穫後の熟成度合いによって蜜が増し、甘さも増していくそうです)
里帰り中の社長の娘さん、Hちゃんも芋を持ち込み参戦^^
観察仲間が増えたー。
今回使用する石は、溶岩石と那智石の2種類。
芋の下ごしらえも、新聞紙+アルミホイルと皮のままの2種類。
かなりざっくりとした計画書
(上の四角が那石、下のボウルみたいのが溶岩石)
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前回は新聞紙+アルミホイルのみでした。 蒸らし焼きの効果も手伝って甘さが増したような気がしたこと。
なので今回は「皮のまま」も加えて焼き加減を比べてみます。
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わかりやすくするため、呼び方にあだ名をつけました。
溶岩アルミ、溶岩そのまま、那智アルミ、那智そのまま
・・の4パターンです。
いざ!
工場の片隅にあった溶岩石。(さすが石屋。いろいろあるよー)
さらに板状の溶岩石でフタしてます。
焼き上がりましたーーー。
石が熱くなるまでに1時間、お芋が焼けるまで2時間ほど。 前回同様に、3時間強かかりました。
左上、溶岩アルミ 右上、溶岩そのまま
真ん中、那智アルミ
左下・右下、那智そのまま
断面
手前左、溶岩そのまま 手前右、溶岩アルミ
真ん中、那智アルミ
左上・右上、那智そのまま
うっかり撮る角度変えてしまってみにくい^^;
ベスト オブ 断面 は、那智アルミ。
味の満足度を並べると 那智アルミ→溶岩アルミ→那智そのまま→溶岩そのまま でした。
溶岩石は火山が噴火したあとに出来上がる岩なので、耐火性は高い。 けど穴がボコボコと開いていて、蓄熱性は低い。 途中、触れないほどチンチンに熱くもならない。
その証拠に、 溶岩そのままは、細身の芋にしたにもかかわらず、まだ硬く、ポソポソしてました。
時間をかければ焼けるだろうけれど、 石焼き芋にはそんなに向いていないと思いました。
ちなみに家に持ち帰って、
あたため直したお芋にバニラアイス(アイス手作り~!)を乗せたら
すこぶるおいしかったですv^^v
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後日談
このあとにも、今日までに2回(合計4回)試
わかってきたこと。
*石は那智石でいいと思う。
天板の上に直接置いても、熱で割れることなく安心して使える。
*濡れ新聞紙は1重~2重までにして、厚くしすぎない方がいい。
*同じ銘柄のお芋でも、水分量、甘さがかなり差がある。
見た目でかぼちゃのように黄色く、ねっとりしっとり焼き上がっていても
甘みがそれほどでもないものもある。
*甘みが特徴の安納芋だけど、他の銘柄でも甘みが高くおいしくできる。
*新聞紙+ホイルの方が焼き上がりのグレード基本的にあがるけれど
おいしさは「個体差」
「味の満足度は焼いてみないとわからない」(ええっなんと!)
そんな身もふたもないようなことがみえてきて
考えをまとめているうちに、ブログ更新に時間がかかってしまったのでした^^;
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焼くことに関しては妙に手際よくなりました(笑)!!!
焼き芋、石焼きピザについて語る伊藤石材店の人びと。
仕事中に真剣に石焼き芋を考えるって
石焼き芋屋さんか八百屋さん以外で、そうそうないかもなー
となんともおもしろく不思議な気持ちになりました。
さて、、、今後、石屋の石焼き芋計画はいかに、、、!?