森くん その後
こんにちは
東京の美大生、森くんのその後のお話です。
作品つくりで石を扱うと決めたとき、
石の彫刻をする人ということで情報収集したそう。
そして「ぜったい伊藤さんだー!」と
(まったく面識がなかったにも関わらず、しかも遠方)
すぐに電話をかけて交渉をした
というパワーと情熱の持ち主。
週3~4日、松本まで通ってきていました。
先日、無事、制作が終わりました。(おめでとう~!)
その作品の一部をご紹介。
奥から
中身が入ったコンビニ袋
ペットボトル
たばこの箱
素材は黒御影石
よく墓石として使われていて、硬く強度があります。
制作のテーマは「生」
生活感(=生)を感じさせる、現代では価値はないとされている“ゴミ”。
これを石で作って残したときに
100年後、1000年後の人たちからみると、
“昔の人たちの生活が見えてくる”と
価値があるものに感じられるのではないかと考えたそうです。
(話を聞いてのわたしの解釈です)
紙コップ
お見事・・・!!
道に置いたらさらに臨場感アップ。
いろいろ悩みや葛藤はあったようですが
わたしから見たら、はじめてでこれだけできるのだから
すごい!の一言です。
そしていま、卒業制作が行われています。
武蔵野美術大学 平成28年度 卒業・修了制作
ご興味がある方がいらっしゃいましたら
ぜひ、観にいらしてください!
展示の仕上げはどうなっているのかな
左から 森くん 社長 職人Kさん ギャラリースタッフC (ワタクシ)
撮ってくれた人曰く「ビートルズみたーい!」
たしかに。CDジャケット風(笑)
森くんとにもかくにもお疲れ様でした
今度はゆっくりあそびにきてね