サンドブラスト
こんにちは
今日は晴れ、14℃。
雲がなく、青い空が広がっています。
地味に冷えます。
今日は石屋さんの仕事の一部をご紹介。
お墓の納骨堂の蓋に絵柄を彫る作業です。
文字や絵柄、仏像、彫刻など、細かな部分は
サンドブラストという機械で砂を吹き付けて削る加工をしていきます。
完成図。(こちらは以前制作したものの写真です)
福寿草のお花です。
石は黒御影石。
まずは絵柄を写した粘着シートを石に貼り、
削りたい部分のシートをデザインカッターで抜いていきます。
(粘着シートが残る部分が黒いまま、ということになります)
細かく、根気がいる作業です・・
切り抜けたら、次は削る作業に進みます。
こちらがサンドブラストの機械。
(写真傾いてる??)
↑ 真ん中にのぞき窓
↑ のぞき窓の右下の黒いところから手を入れられる
赤いタンクがコンプレッサー(空気を圧縮する機械)
金属のボックスのなかに削りたいものをいれます。
←社長
ゴーグルとマスク着用
しゃーっという音がすごいので耳栓も。
左手で空気圧を調整しながら、右手でノズル(圧縮空気と砂が出るペン状のもの)を操作。
(あっちもこっちも同時に意識を向けなければいけない模様)
ちなみに砂は粉に近い細かいです
手元のアップ
グレーになっているところはすでに削れているところ
花と葉の部分がグラデーションになっていて
砂を吹き付ける加減を調整しながら行っていきます。
サンドブラストの作業はあっという間、1時間ほど。
とはいえ、グラデーションにするのは高度。
単調に彫るよりもさらに技術と経験値が必要になるそうです。
さすが職人・・
できあがり
周りの飾りの部分は、金箔を貼っています。
接着剤の役割としてのカシューうるしを塗り、上から金箔。
(こちらは業者さんに依頼)
作業日数は約1日半
職人ともなると
クオリティーの高さはもちろんのこと、速さも大切なことになってくるのですね
のぞかせてもらうたびに、ほぉー・・・と感心しています。。